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2009年3月

The Tree-春疾風

Tree09 「The Tree-春疾風」

F6号 2004年制作

杜の木々の間を駆け抜ける春疾風。

小さな芽には、大変な試練なのかもしれないが、それをしなって受ける若木に、自然の中で生き抜く力強さを感じ、

わたしも、ちょっと頑張ってみようかなぁ」

なんて思ったりもするのだが…

やっぱり、この春の冷たい突風は、いささか苦手で、

「早いとこ薫風に変わらないかなぁ」

というのが、本音だったりするのであります。

頭のうちどころが悪かった熊の話

著者:安東 みきえ

頭のうちどころが悪かった熊の話

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The Tree-青に溶ける

Tree12_5 The Tree-青に溶ける」

F6号 2004年制作

木の名は「アメリカフウ(アメリカもみじ)」 

始めは直径20センチ、高さ2メートル程の幼木だった。

風や雨…容赦ない自然の力に鍛えられ、じっくりじっくり、その地に根を伸ばし、今では大きな立ち木となった。
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一年前に、そんな記事を書いた。

アメリカフウは天空に向かって伸び続け、もう人間の手など必要のないところで、自然の法則に従って生きている。

いつまでもたっても後ろ向きの感情に支配され、同じ場所に留まっているのは、人間ばかりのようである。

アメリカフウの下に立ち、天を見上げる。

枝も葉も、天空の青に溶け、眩しいくらいの生命力に満ち溢れていた。

今泉の急逝からもうじき四年。

遺児らにとって、父親はすっかり『写真の人』になってしまった。
今年の春は、時間薬が少しずつ効果をあらわして、皆がそれぞれに自分の行く先を見つめ始める、力強く眩しい春になると良いな…

 おおきな木 おおきな木  シェル・シルヴァスタイン
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The Tree-桂の木

Tree10 The Tree-桂の木」

F6号 2004年制作

庭の片隅に、桂の木が1本ありました。

豪快に枝を伸ばし、空へ向かってぐんぐん伸びていくアメリカフウとは対照的に、カツラは可憐な立ち姿で、ひっそりと、静かに静かに成長していきました。

いつも病気ばかりして、心配ばかりさせられる木でした。

庭に来る野鳥たちは、逞しいアメリカフウに体を預けて囀り、枝に刺した甘い果実を美味しそうに啄ばんでは飛んで行きます。

そんな時も、カツラは変わらず、独り静かに、凛として庭の片隅に立っていました。

けれど…

春先になると、赤く美しい芽吹きをして、

「春が来るよ」と、そっと告げてくれたのでした。

この季節になると、今も元気だろうかと、毎年カツラのことを思い出します。

今年もまた、美しい芽吹きで、春を知らせているのでしょうか…。

 象は忘れない 象は忘れない
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The Tree-光の春

Tree08 The Tree-光の春」

F6号 2004年制作

どことなく春の気配を感じるのだけれど、まだまだ余寒の厳しいこの頃。

『光の春』は、もともとはロシアから来た言葉だと聞く。

長く寒い冬を過ごす国の人々が、春を待ちわびる気持ちを込めて使った言葉だとか。

まだまだ寒いけれど、春は確かに近付いている。

団地の植え込みの椿も咲いた。

杏も可愛らしいピンクの花をつけて今が満開。

花の蜜を狙ってか、ヒヨドリがピーツピーツと朝から頭上で騒がしい。

毎朝同じ時間にバス停に立つと、あちらこちらで春信をキャッチ。

ああ、早く暖かくならないかな…

Fujita 『没40年 レオナール・フジタ』展

 2009年 2月22日-4月19日

 詳しくはこちらのページから→福岡市美術館

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