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ELEPHANT ACCIDENT ―象の災難

Ele10_2 「ELEPHANT ACCIDENT ―象の災難」

FUTON Painting Installation

 福岡県立美術館於 (1993年制作) 

天井からぶら下がった、切断された象の足。

切断部分からドロリと流れる赤い血が印象的な作品だった。

今泉の死後、東京藝術大学時代の恩師である、野見山暁治先生から一通の手紙を頂いた。

なんであんな若さで 足早やに去っていったものでしょう。

仕事はこれからの可能性を感じさせる 荒削りなものであっただけに 今泉さんの死は 本当に間違いであったような気がします。

私は象の足のオブヂェが好きでした。

できるならば 本学でやらしたかった。

ま、こんな希望を 今ごろ愚痴っぽくのべても致し方ない。

なんとしても 元気を持って生きて下さい。

野見山暁治

…なんとしても 元気を持って生きてください

― もう駄目だ。

そんなことを思った日、幾度この言葉に助けられたことだろう。

こんなに力強く、優しい言葉に触れたことはなかった。

いまでも、この言葉に支えられながら、なんとしても元気を持って生きていきたいと、そう思いながら日々を紡いでいる。

まもなく、今泉がいなくなって、5度目の夏がやってくる。

息子、まもなく14歳。

手がひとまわり大きくなった彼の次の目標は、ナザレー。

娘、まもなく11歳。

身体が三倍ほど大きくなった彼女のとりあえずの目標は、母より体重を軽くすること…(;´д`)トホホ…

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コメント

今回は、写真を見てすぐ、像の足だなっと分かりました。
ものすごい規模の作品。
本物はもっともっと、すごいものだったんだろうな。
写真からも、ものすごいエネルギーが伝わってきました。

改めて、すごい方だったのだと思いました。

恩師 野見山暁治先生のお手紙。
とても、じんときました。

私の親友の旦那さんも去年の12月になくなりました。
先日、親友と会いましたが、
思い出の場所へいくと胸がキュンとなると言って
涙ぐんでいる姿を見て、
私はなんという言葉をかけてあげたらいいのか、
なんとかしてあげたいと、ただ思うだけだったんです。

つらい時も、なんとしても元気をもたなければならないんですね。
私までもが、勇気づけられました。

遺伝子ちゃんたち、元気ですくすくですね☆
大きくなって、お父さんの偉大さに誇りを持つ姿が
目に浮かびます。

投稿: CC | 2009年5月17日 (日) 15時33分

chickCCさま

>写真を見てすぐ、像の足だなっと分かりました

…ははは。それは、よかったです~(;´▽`A``
気持ちの悪い袋に思われなくって… (笑

>大きくなって、お父さんの偉大さに誇りを持つ姿が…

うーん。すでに父は『写真の人』になっております。
父、ちょっと可哀想…かも。。。
でも、まあ、新しい世界が広がっているということで…
『父がいないから不幸だ思想』の欠片も持っていない子らで、
非常に助かっております(^-^;

さて母は…無駄な歳の分だけ傷の治りが遅いです┐(´-`)┌
しかし、なんとしても元気を持って生きたいと思っております。

CCさんありがとう。(ご親友の分も一緒に…へへへ)

投稿: 芸術を愛するブタ | 2009年5月20日 (水) 00時54分

妖艶な、象さんの足に見えます。
なんとしても、花魁さんが浮かんで来るのです・・・ 笑
なぜでしょう?

野見山先生も、優しく素敵な人ですね。

先生の歩んでこられた道も壮絶でびっくりしました。
”なんとしても、元気を持って生きてください”は、自分自身にも言われた言葉のような気もしました。

野見山先生の作品、”いつかは会える” このタイトル、野見山先生の人生と重なってしまいました。 この言葉、深すぎ、ジーンと来過ぎます。

子供さん達が、元気ですくすく育っていってますね。 何よりです。
なんとしても元気は、いいのですが、無理しないで下さいね。
たまには、布団をかぶって、思いっ切り泣いて下さい。 笑

投稿: 555 | 2009年5月21日 (木) 21時49分

ちょっと言い過ぎようで、反省してます。

実は、10年前の12月25日に、私の友人の大学生の一人息子さんが交通事故で亡くなられたのです。 友人と言っても年上なんですが・・・

心配してたら個展に来てくれた彼女は、ハイテンションでした。 無理してるのがよくわかる。 それからことあるごとに、彼女を、理由をつけては連れ出しました。 私に出来ることはこのぐらいです。

半年間、真昼間も声をあげて泣いてたのです。近所に聞こえるといけないので、布団をかぶって。 

当時、生きる気力も失ってたのですが、息子さんの遺品を、彼の友達の家を、一軒一軒まわって持って行ったのに、反対に、貴重な力を頂いたそうです。

クリスマスは、彼女にとっては、もっとも思い出したくない日になりました。
いつになったら、クリスマスを普通に過ごせるのかなと、今も思ってます。

投稿: 555 | 2009年5月22日 (金) 21時14分

five555さま

>ちょっと言い過ぎようで、反省してます。

ええ?!なぜに~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
全然、ちっとも、『言い過ぎよう』なところなどないのに。

どちらかというと、とても大事なことが書いてありました。
わたしですね、一周忌が済むまで、全然泣けなかったんですよ。
どちらかというと、異常に元気だった(今思うと、その元気さが異常なんだとわかるんですけどね…当時は全然わからなかった 笑)
でね、一周忌が過ぎたら突然に、身体が全然動かなくなって。

子どもを残して死ねないと、孤児にするわけにはいかないと、身体をあちこち調べたんですけど、結果は異常無しでした。
結局、心療内科を紹介されて、通院することに…

お医者さん曰く
「泣くべき時に泣けない人は、後からその何倍もの悲しみに苦しむことになります」
とのこで…それって、個人差があって、1年後にガタンとくる人もいれば、10年も経ってから突然襲われる人もいるんだとか…

555さんの言われる通りなのだと思います。
泣くべき時に、泣かなきゃぁ駄目なんだって…
しかし…持って生まれた気質を変えるのって、ホントに難しいですね。おかげで、今、大変苦労していますデス(;´д`)トホホ…

”いつかは会える” わたしもこれ、大好きです。
(しかし…極楽浄土で会うなんてのは、ちょっとなぁ~ 笑)

怒りんぼのどんぐり君にヨロシクです(◎´∀`)ノ

投稿: 芸術を愛するブタ | 2009年5月22日 (金) 22時39分

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