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2009年11月

ELEPHANT ACCIDENT '98Ⅱ

Ele16 『ELEPHANT ACCIDENT '98Ⅱ』

180×100㎝ 1998年

Bond Work

助手のお仕事時代……の、ちょっとした回想。

基本は忍耐。

芸術家様のこだわりと気まぐれに、どれだけ忍耐強く対応できるか……

というわけで、基本事項の中に『尊敬』の感情が抜け落ちていると、なかなか長続きしないお仕事です(笑)

某年某日の、とある会場での作品搬入の日。

芸術家様の頭の中には、ふくらむふくらむ(無謀な)構想がいっぱい。

― あれをこちらに、これをあちらに……

― 床からの距離をセンチ刻みで正確に。作品の間隔をミリ単位で正確に。

― 水平垂直は基本中の基本。作品のゆがみは空間を乱すと心得て。

……いや、いいのです。芸術家様は何を言っても。助手は言われたとおりに動きます。

「それって、ちょっと、変じゃ~ん。基本、間違ってねえかぁ~(゚Д゚)?」

と、たとえ思ったとしても 

(↑ たとえ…です。あくまでも、たとえ…(||´Д`)o=3=3=3 ゴホゴホ)

決して口には出しません。なぜなら、助手のプロだから。

(↑ 嘘です。本当は、面倒くさいからです。ごめんなさい)

「げ、マジかよ」と、清き心の声が聞こえようとも、言われるがままに迅速に対応。

小さめの作品は、大した労力ではないので、まあ、良しとしましょう。

問題は、大人四人がかりでも、ふうふう言わなければ運べない作品の場合です。

美術館の展示室も、作品も…どちらも傷つけるわけにはいかないので、細心の注意が必要で、心身ともに疲れる搬入となります。

…で、そのバカでかくて、軽く80キロは越える作品を何とか壁面に立て掛け、ふう~っと汗を拭っていると、、、

会場を眺め回して、芸術家様は軽くひと言。

「ああ、あっちの作品と入れ替えたほうががいいな」

……そ、そうですか、、、、一息ついていた助手たちはモゾモゾと動き始め、えんやこらどっこいしょ、と作品を移動させる。

「うーーーん。いまいちだな。やっぱり、最初に戻しましょう」

……そっ、そーーなんですかぁっ!元あった場所に戻すとおっしゃるんですかぁっーー!

段々と無口になっていく助手たちは、それでもモゾモゾと集合して、作品を元の位置に戻す。腕がプルプル震えます。。。頼むから、これ以上もう何も言うなよ、、、という言葉は心の奥深くに飲み込みます(-゛-メ)

さて、芸術家様が暫く会場を眺めていると、事務局からお呼びがかかり、会場を暫し出て行かれることに……で、出て行く際に軽くひと言。

「ああ、この作品、あと1センチ右に寄せといてください」

モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

縦2メートル 横3.7メートルの、この作品をですか?1センチ右にずらせと?

芸術様が去った後、助手は皆、背骨から溶けて軟体動物と化しました。

誰一人、動こうとはしないのでした、、、皆の心は哲学の小路へ……1センチの意味を求めて(笑)、、、あったりめぇじゃ!! p(`ε´q)

結局、助手の抜け殻たちがグズグズ放心している間に、芸術家様が戻られ、会場を見てひと言。

「あ。いいじゃない。よし、これでいきましょう」

……って、誰も作品を動かしちゃいねぇーぜ、おい。

しかし、助手は抜け殻からもとの助手に戻り、皆で 「はい o(*^▽^*)o」と、大変良いお返事をして搬入から開放されるのでした。

めちゃめちゃやな……この人、、、とは思うものの、並んだ作品群に元気を貰って、いい気分で搬入の一日を終えるのでした。

さて、今泉の昔々の同僚の声楽家、笠井キミ子先生からリサイタルのお知らせが届きました。

いつもカラフルな衣装に身を包まれた、大変お洒落な先生で、よく展覧会場へ足を運んでくださいました。

笠井先生が作品前に立って鑑賞をしていらっしゃるのを後ろから眺め、今泉がよく、

「笠井先生、作品の一部になってるね」

と、感心していたのを覚えています。

今もお元気で綺麗なソプラノをご披露されていらっしゃるご様子、大変嬉しく思います。

Kasai 笠井キミ子 ソプラノリサイタル

ソプラノ 笠井キミ子

ピアノ 楠本隆一

バレエ 長谷川さくら

2009年12月14日(月) 18:00会場 18:30開演

福岡銀行本店大ホール チケット:3,000(全席自由)

お申し込み・お問い合わせ 

詳しくはこちら→「kasai.pdf」をダウンロード

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ELEPHANT ACCIDENT '98Ⅰ

Ele18 『ELEPHANT ACCIDENT '98Ⅰ』

180×100㎝ 1998年

Bond Work

作品解説→「ele981204.pdf」をダウンロード

9月、新しい季節の始まりに、新しい職に就いた。

11月、次の季節の到来と共に、新しい環境での生活をはじめて、二ヶ月が経過しようとしている。

新しい職場は、組織が大きいこともあり、マニュアルが充実していて、大変に働き易い。

もちろん、マニュアルだけで仕事を覚えられるわけではない。

充実したマニュアルと、それを適切に指示できる指導者 ― この2つが揃えば、あとは臨機応変に、その都度出てきた問題を解決していけば、大抵の仕事はこなすことができる。

しかし環境が変われば、いろいろとストレスも溜まるわけでして……

久しぶりに、友人と落ち合って、ほんの一時間だけの珈琲タイムを過ごし、ちょっとだけ気分転換をすることに。

喫茶店に入ると、アルバイト店員のお兄さんが注文を取りにきたので、温かい飲み物を1杯ずつ注文した。

と、いきなり、

「飲み物は、いつお持ちしますか?」

と聞かれ、二人して、「……(・_・)エッ....?」と、困惑。

「飲み物だけなんで……淹れたらすぐにもってきてもらえば……」

と、モゾモゾ伝えると、お兄さんはバツが悪そうに笑いながら、カウンターへと戻って行った。

「典型的なマニュアル時代の落とし子だなぁ……」

そう思ったので、友人に同意を求めると、

「うーん……。『じゃあ、30秒後にお願いします』とか、『では、一時間後にお願いします』とかって、言えばよかったな~」

と、大変嬉しそうに、いぢわるな返答をする彼女。

大笑いしながら、アナタのそういうとこが好きなんだわさぁ~と思いつつ、次回は是非試してみたいと思ったりする『同じ穴の狢』の友でありました ψ(`∇´)ψ

さて、こちらはお友だちブログ『*アトリエ555発・とびっきりのECO・リメイク!工夫と技』の555さん。

お友だちと呼ぶには、ちょっと恐れ多い、デコパージュの先生です。

Dsc00285 ←以前、先生から頂いた、大変可愛らしい石鹸。

市販の石鹸に、お気に入りの包装紙の絵柄のくまちゃんをデコパージュされたもので、もちろん先生の作品です。

もったいなくて使えない、と思ってしまうのですが、ここが『とびっきりのECO・リメイク!工夫と技』の醍醐味!!

この石鹸、使って小さくなったら、デコパージュした部分を、また別の石鹸に貼り付け、何度でも使うことができるのですshine

Dsc00288 さぞ難しい作業なのだろうと思っていると

「幼稚園児でも制作できます」

という先生の優しいお言葉を頂戴し(笑)、さっそくキッドを購入。

(今回は先生のご好意で、英国で入手された貴重な残り少ない包装紙も分けていただきました。感謝)

作り方は、ほんとにシンプルで、「ああ、これならわたしにでもできるな~」と、ワクワク。

そのうち、今泉の遺作をプリントし、石鹸に閉じ込めようと楽しみにしているところです。

(転職したばかりで、なかなかゆとりの時間が持てず、今はまだ手をつけていない状態ですが……)

今回、デコパージュをしようとして気づいたのは……刻印の押していない良い香りの石鹸って、なかなか売っていないのだなぁ~ということ。ちょっと、気合を入れてお買い物モードで探さないと、土台になるお気に入りの石鹸を入手するのは難しいようですdash

さて、その555先生は……

只今、ドイツのリンブルグにご滞在の模様。

つい先日、海外から、きれいな絵葉書が届きました。

童話のような古い可愛い建物の中を散策しながら、赤頭巾ちゃんの世界を堪能しつつ、感動の溜息の時間を過ごされていらっしゃるようです。

デコパージュってなんだろう?

ちょっとした手習いに楽しんでみたいな~と思われる方は、先生のブログへ遊びに行って見てくださいね。

コメント欄にカキコすれば、いろいろ丁寧に教えてくださいますよー(o^-^o)

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