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2010年2月

PTERANODON  水彩

Mon11_2

「PTERANODON」      1987年制作

gouache on card board

春信。

我が家の春は、毎年、野見山暁治先生の葉書から始まる。

 寒中お見舞い

 爺ちゃんになろか

 子どもになろか

 目下 ヘンシン実験中

 子どもさん、元気ですか

 すこやかに育ってくれれば…

                野見山暁治

先生の葉書に微笑んで、今年もまた頑張らねばなぁーなどと思っていると、例年通り、ベンランダに残った節分の打ち豆を雀が啄ばみに来て、団地の植え込みの杏がほころび始める……。

ここまで来てようやく、ああ、もう春まであと一息だと、暗く長かった冬のコートを脱ぎすてる準備に入る。

ベランダをチョンチョン跳ねている雀を見ていると、春がそこまで来ているようで、なんだかとても嬉しい。

さて、今年はもうひとつ。

大変嬉しい春信が、『ネコの森』から届きました。

差出人は漫研出身の竹林たぬきさん。

畑を耕したり、遺跡発掘調査に加わって穴掘りに熱中したり、イラストを描いたり、プロレスに熱狂したり、美術館でおすまししていたり……大変多忙な彼女。

そんな多忙な日常の中で描いたイラストの春信を受け取り、気持ちがほんわか温かに……。

Tanukineko_5  お元気ですか?

 私は前年から えらいバタバタしておりまして、ブログの更新もメールもせずに申し訳ないです。

 でも 元気で生きとりますので、心配しないで下さい。

     竹林たぬき

 たぬきさんらしい、なぐり書きの様な文面に、ほっほっほと笑いながら、ほんわかいい気持ちの日曜日。

同じ市内に住んでいても、西と東では随分と風景が違うよなぁ……と、団地の前を走る国道の向こうに、今にも手が届きそうに覗いている『コルテオ』の青と白のストライプのテントを眺めながら思うのでした。

しかし、お上手。

『たぬき』という呼び名でプロレスファン、届いた葉書は、『なぐり書きのような文面』だなんて書いてしまったけれど、大変奥様的な綺麗な人です。(たぬきさんの名誉のために…念のため補足、、ι(´Д`υ)アセアセ)

はて、ここは、今泉の遺作ブログではなかったか……??

完全に絵が食われとります(笑)

それにしても皆さん、お元気そうでよかった。

健康が何よりです。

(この数ヶ月、お腹の中の検査ばかりやってて、病院に行くたびに生気を吸いとられていく様な気が……。単に中年になっただけの話なんでしょうけれどね。(;´д`)トホホ…)

日高敏隆氏、他界されてしまいました。残念。今泉の遺品の中の一冊です。文章があまりお上手ではない(すみません)ので、ユクスキュルの『生物から見た世界』に興味のある方には、稚拙な感じがするかもしれないけれど、子ども心一杯に蝶を愛した日高氏の本は、子どもでも読める良書だと思います。(本嫌いの今泉が残した数少ない遺品の中の一冊)

動物と人間の世界認識 Book 動物と人間の世界認識

著者:日高 敏隆
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