カテゴリー「Crazy Monster_」の8件の投稿

Crazy Monster ―牙

  Mon12_2

『Crazy Monster ―牙

65.0×79.0cm 1992年制作

Mixed Mediums Painting

気が付けば、もう秋彼岸。

ついこの間、秋彼岸の記事を書いたばかりのような気がするのだが……。

ちょっと過去へさかのぼって、昨年の今頃、我が家は一体何をしていたのだろうかと、昔の記事を探してみた。

たった三年半の間に、娘の中の父親の記憶が、すっかり薄れてしまっていることを知り、その事実に驚愕してしまったことなどについて綴ってあった。

2008年9月のことだ。

あれから、また1年……。

子どもらにとっての秋彼岸は、定番の母子行事の一つになってしまった。

宗教的なことを言い出すと切りがないので、

「ああ、お彼岸かぁ~。ちょっくら、お寺の父親に会いに行ってくるかなぁ~」

というくらいの感覚で、心のどこかで父親と繋がっていることを確認するための、

『在りし日の人に想いを馳せる小さなスイッチ』

として、子どもらの中に、秋彼岸が存在し続けてくれると良いなぁ……などと思う、2009年9月です。

さて、亡夫、今泉の遺作整理のためにブログを始めて間もなく2年。

遺作を整理し終えたら閉じようと思っていたブログだけれど、なかなか終わりが見えず、まだ残されたままの作品たちに、ちょっと溜息(笑)

途中、様々な人たちとの交流がありました。

― ブログなど、所詮は『虚構世界』に過ぎない。

心の中で、そう思いながら、他のブロガーさんたちと交流してきた、わたしでした。

二年の月日を経て、気が付けば、いつの間にか、ハンドルネームなしの、本名で交流する友人などもできていました。

― ブログなんて、単なる『虚構世界』さー。実像なんかないのさー。(ぶつぶつ)

と、依然つぶやいてはおりますが(苦笑)、今回は『虚構世界』から飛び出してきた、“たかしさん”のお話をひとつ。

お友だちブログの『灘浦荘日記』の管理人、たかしさん。

4人の子を持つ子煩悩なパパさんで、富山県氷見市宇波で民宿を経営されているプロの料理人です。

ブログで簡単な交流をしているうちに、氷見市の名産をいただくようになりました。

Nadaura 昨日届いた、富山の『黒醤油ラーメン』

真っ黒なスープに、もっちり感のある太麺のラーメン。そこへ黒こしょうをたっぷり振ってから、いただきます。

豚骨ラーメンがラーメンだと思っている子供たちにとっては、ちょっとしたカルチャーショック(笑)

「ママ、ラーメンのお汁に、醤油入れすぎたろう?」

と、調理の失敗ではないかと、テーブルに置いた途端にご指摘の声が……(^-^;

「地方によって、ラーメンも違うからね。まあ、食べてみなさい」

母の声に恐る恐る、、、ちゅるちゅる。

さて、気になるご感想。

息子はぺろりと平らげ、「醤油味の“うどん”みたいやったー」

当然、メタボ娘は、あっという間に飲みこんで、「お代わり、ある?」

……いや、ありませんsweat02 ママも食べたいし……

(娘よ、頼むから、ちゃんと食んでください。一口30回……と、思っている側から、『氷見牛せんべい』を開けて、うまいうまいと、バリバリ食べてるし。 ああ ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ!娘の口が、『Crazy Monster ―牙』と重なる、恐ろしい瞬間を体験。

たかしさんには、以前にも、民宿のオリジナルTシャツや、氷見の珍味をいただきました。

今泉がいなくなってから、生きるためにだけ食べていた食事が、たかしさんのお陰で、楽しむための食事へと変わったように思います。

氷見市は、ここからは本当に遠いところなのだけれど、21年10月には、氷見インターチェンジが開通予定で、少しばかり行き易くなるようです。

いつか、大好きな友人と、ゆっくり尋ねてみたい場所です。

さて、たかしさんのお話は、これにておしまい(笑)

お友だち話、次回へ……<続>

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Crazy Monster ― 地球を撫でるR

Mon13 『Crazy Monster ― 地球を撫でるR』

65.0×79.0cm 1992年制作

Mixed Mediums Painting

豪雨に翻弄された日々でした。

『モンスターが、その右手で地球をひと撫ですると、

山々を覆っていた木々は根こそぎ倒され、

後には痛々しい、むき出しの山肌だけが残っていました』

自然の脅威に圧倒された今夏の始まり。

狂った怪物が、これ以上、大暴れしませんように……

夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)

著者:シェイクスピア

夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)

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Crazy Monster ― 甘い誘惑

Mon14 『Crazy Monster ― 甘い誘惑』

79.0×65.0cm 1992年制作

Mixed Mediums Painting 

夏休みに突入。

アレらが、毎日、いるのである。

この暑さに、人口密度を少しでも減らしたい……

只でさえ、そう願わずにはいられないというのに、

アレらと、毎日、家のあちらこちらで遭遇するのである。

本当のモンスターは、夏休みの我が家におりました。

― ということで、母は当然、クレイジー ママに変身せざるを得ません(涙)

Mongol 発狂しそうになったら、ちょっと、外の空気を吸いに、福岡市博物館へ…

 大変親切な監視員さまが、ちびっ子モンスターの捕獲に協力してくれる……かどうかは、知りませんが(笑)、体験学習室などもあり、ちょっとした家庭外学習が楽しめます。

詳しくはこちらをクリックしてご覧下さい→『モンゴルの至宝展』

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Crazy Monster ― 3点組

Futonmon03 『Crazy Monster ― 3点組』

Futon Painting Installation  1992年制作

クレイジー・モンスター。

いざ、三役揃い踏み!!

梅雨の雨にうんざりの日々……

児童、生徒、学生の皆様は、夏休みに向けてパワーアップup

働く大人は、夏の暑さと雑事の煩わしさに、テンションがダウンdown

夏の展覧会とイベントのご案内です。

福岡県立美術館では、今年も、多くの子供たちが、芸術に触れる機会を持つことができるようにと、たくさんの企画が準備されています。

作品展示の中の『ケンビ動物園』では、今泉の象さんたちが、皆さんのお越しを、鼻を長~くして待っておりますcatface

ぜひ、ご来館くださいませ。

Kenbi0902詳しくはこちらをご覧下さい福岡県立美術館展覧会案内

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Crazy Monster ― 牙の微笑み

Futonmon04 『Crazy Monster ― 牙の微笑み』

Futon Painting 225×245×52cm 1992年制作

「シャーッ!!」 って、感じである。

展覧会場を巡りながら、ふと、『牙の微笑み』と目が合うと…

いきなり「シャーッ!!」と、威嚇されてしまうんである。

― まあ、そこが作者の狙いだったりするんであるが……

下顎から突き出す牙が完成したので、助手は芸術家様にお伺いをたてる。

「鋭くていいねぇ~。顎の膨らみ具合もなかなかやねぇ~」

ちょっと褒められたので、「じゃあ、今から上の牙つくりますから」と、言うと

「いや、いや、コレで十分!今から着色するから。こう、ガーって感じで……」

それならば……と、助手は退散。

翌日、作業場を覗くと、上の牙が、『ガーッ』て感じで描かれておりました。

「やっぱ、牙はこうでないとね。ちょっと歯垢が付いた感じがないとね~。鋭いだけじゃね~」

……あ。そうですか。歯垢がお好きだったんですか。

助手は作業場を後にして、空に向って、「シャーッ!!」

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Crazy Monster ― 地球を撫でる right-hand

Futonmon06 『Crazy Monster ― 地球を撫でる right-hand』

Futon Painting 220×178×68cm 1992年制作

バーゲンセールのワゴンに群がる女性たち。

テレビのニュース画面を見ながら、今泉がひと言。

「いいねぇ~。パワーやねぇ~。次のテーマはコレ、人間の狂気でいくかー」

…ということで生まれた作品が『Crazy Monster』シリーズの初作品となったSHOPPING MONSTER』180×560×110㎝ 1991年制作 フトン・ペインティング)だ。

素地はキャンバス地。後期のヘッシャン(麻布)を用いたフトン・ペインティングとは違い、色のりもよく発色も鮮やかで美しい作品である。

しかし、高価でお行儀の良い素地であるキャンバス地からは、偶然から生まれる面白さというものは得られない。

キャンバス地を使うと、作った型紙通りに仕上がっていくので、輪郭を十分に検討してから縫製作業に取り掛からなければ、作家のイメージからかけ離れたものになってしまう。

さて、それを欠点とするか、長所とするかは、作家のみぞ知る…ということで、助手の仕事は、指示通りに仕上げていくことだけである。

「こんな感じだから、こんなの!よろしく」

めちゃくちゃ簡単なラフスケッチを手渡され、呆然とする助手を余所目に、芸術家ご本人様は、若人のエネルギーを吸い取りに、鼻歌交じりに美学生の指導へといそいそ出かけていく。

硬いキャンバス地と格闘しながら、黙々と一日中ミシンをかける。

針がボキボキと折れるたびに、チッと舌打ち。

強引に硬い生地を縫わされるミシンが悲鳴を上げ、発火するんでは?というくらい熱くなり、動きもイマイチ悪くなる。

騙し騙し…只管にミシンをかける、ミシンをかける、ミシンをかける…(イライラ)

夕方、元気に帰宅の芸術家様。

縫いあがった生成りのモンスターを見てひと言。

「えらくキレイに作ったねー。もっとこう、ワイルドな感じが欲しかったなー。優等生すぎてイマイチだなー」

…助手、怒りの爆発秒読み開始…は、いうまでもなくであります щ(゚Д゚щ)カモォォォン!!

今は亡き中島らも氏。大変お気に入りの作家で新刊がとても楽しみだったので、この数年本当に淋しい限り。…しかし、いくらご自分がラリラリ~をお好きでも、猫に幻覚キノコ食わしちゃぁダメっしょ。表紙とかけ離れた内容に、ちょっと怒りを覚えた1冊(・A・)イクナイヨ、ソレ

とらちゃん的日常
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

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Crazy Monster ― 地球を撫でる left-hand

Futonmon05 『Crazy Monster ― 地球を撫でる left-hand』

Futon Painting 225×222×68cm 1992年制作

昨夜、子どもに頼まれ、翌朝のTVアニメの録画予約をしようと、TVのスイッチを入れると…

きょとんとした表情の女の人のアップが、画面いっぱいに映し出されていた。

ショートカットに色白のちょっとふっくらした女の子…という感じ。

素人の回すビデオカメラに向って何かをしゃべっている。

「なんだろ?」

何となく変わった映像だったので、ちょっと音量を上げてみた。

ビデオカメラを回している男性の声がして、女の人に尋ねる。

「昼間、病室で何してる?」

女の人は、ビデオカメラを、どこか危なっかしい感じの遠い目で見つめ、けれども何の迷いもなく答える。

「生きてる」

…なんだか、表情と言葉があまりにも印象的で、これが何の映像なのかわかるまで、しばらくテレビに釘付けになってしまった。

番組は『余命1ヶ月の花嫁』という、ドキュメンタリー番組でした。

23歳という年齢で乳がんに侵され、病魔によって夢いっぱいの未来を奪われてしまうというもので…わたしが最も苦手とする種類の番組でした…(ノ_≦。)

心が痛くなるような「生きてる」の言葉に、ちょっとやられて…(いや、かなり、かな…)

ベッドに入っても寝付けないので、友人にもらった古いミステリー小説を再読。

いつのまにやら寝入っていたらしく、目覚ましの音で飛び起きて、子どもらの世話におわれる。

「生きてる」って、こんな感じ?

だとしたら、わたしは幸せなのだなぁ…

朝っぱらから、子どもにイライラしながら雷落としていても…ね。(^-^;

曲がった蝶番  / [本]

曲がった蝶番 / [本] ジョン・ディクスン・カー 著
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店

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SHOPPING MONSTER

Futonmon01 「SHOPPING MONSTER」

180×560×110㎝ 1991年制作

FUTON Painting―フトン・ペインティング

『誰かに似た人』…ではないけれど。

『誰かに似た作品』

今泉憲治の遺作『ショッピング・モンスター』を見るたびに

「あ、中島らもさんだ」と、少し嬉しくなる。

今夜、すべてのバーで
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

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